Wednesday, December 04, 2013

時事問題準備


受験の準備としての時事問題。
ここ1ヶ月のニュースはいくつか気になるものがあるものの、入試問題作成の時期からすると問題に採用できる最後のタイミング。
私の気になったニュースを食卓の話題にでも出来ればよい。

アイソン彗星は長男も気になるニュース
何度か、テレビのニュースでも取り上げられている。何度か早起きをして空を眺めてみたが、なかなか自分の目で見るチャンスがない。ちょっと残念(春のパンスターズ彗星も同様。) ----記事の下書きをして公開しないままにしていたら彗星は消えてしまった。
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/ison.html
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/panstarrs.html

小笠原新島、
領土・領海のこと、海底資源などにも関連しそう。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131202/k10013514351000.html

人工知能受験
昨年も「ドラえもんは生物として認められることはない、なぜか」という問題が話題になったが、ロボットやコンピューターの話題は今年もある。
http://www.j-cast.com/2013/02/04164045.html?p=all
人口知能に入試問題を解かせ、東大に合格できることを目指すというプロジェクトがニュースになった。

ニュースや記事では、ロボットが挑戦した模試では好成績を収め、予備校の判定では多くの学校の合格可能性にA判定がでたという。が、やはりコンピューターとしての苦手分野もある。想像力を求められるような問題など。

今回の結果を予見しているような記事も見つけた。「人工知能開発の目標が「東大合格?」というプロジェクトへの違和感 」
しかし、私の感じた違和感というのはもう少し別のものです。まずもって大学入試問題を解くのがコンピュータ開発の目標というのは何とも寂しい話だという点があります。要するに相当にアナログ的な思考を、膨大なロジック分析とデータベース構築で乗り越えたとしても「所詮は答えのある話」というのが、何ともつまらないと思うのです。

 それに、2021年にもなって東大がこんな入試(理系も含めて「答えのある」高級パズル)を続けていたら、それこそ国際競争の中で沈没してしまうでしょう。そもそも、こうした「大学入試ペーパーテスト一発勝負」というのが、日本国外では意味がほとんどないのですから、国際的なプロジェクトの目標としても適切ではありません。

あくまで東大合格レベルの知能はひとつの到達目標だとして、人工知能を活かせる分野を開拓していくことを目指すべきと思う。


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