Tuesday, July 20, 2010

探鳥会

18日、日曜日、長男と二人で野鳥の会の探鳥会に参加することにした。

探鳥会は、逗子・葉山地元の森戸川沿いに散策する。日本野鳥の会が主催する会で以前にも何度か参加したことがある。野鳥の会だが、鳥に限らず、植物、昆虫など自然に詳しいメンバーが多く参加されるので、知見を広められる。

今回参加することにしたきっかけは、長男の夏休み自由研究。前日から夏休みに入ったが、早速アオスジアゲハの観察記録がスケッチブックに書いてある。観察記録は1年生の時からつけているので慣れたもの。今年もやる気満々だったので、多くの自然に触れられる探鳥会参加を思いついた。

探鳥会参加はとても良かったと思う。
夏場のこの時期は、見られる鳥が少ないのだそうだが、トンボやチョウなどの昆虫を中心にいろいろな生き物に出会えた。
アオダイショウ、カナヘビ
ウスバキトンボ、ショウジョウトンボ、コヤマトンボ(幼虫)、コオニヤンマ(幼虫・成虫)、コシボソヤンマ、マイマイカブリ(幼虫)、ハンミョウ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハ、
サンコウチョウ、ガビチョウ、ヤマガラ、ホトトギス、センダイムシクイ、コジュケイ
等々
野鳥の会のメンバーの方から、名前の由来、その虫や鳥の特徴、その生き物にまつわる通説やその誤りなどを解説してもらった。

マイマイカブリと、食べられたカタツムリ
ジャコウアゲハ 近くには抜け殻があった。羽化したてのところか。
コオニヤンマ 名前こそオニヤンマだが、分類的にはオニヤンマとは縁遠いそうだ
コシボソヤンマ 名前の由来となった腰のくびれがよく見える。


長男の興味は、カラスアゲハを捕まえること、ヤゴを捕まえることだったが二つとも達成。写真も撮ってきたので観察記録の素材としてはだいぶ手に入ったと思う。
コヤマトンボのヤゴ 長男が見つけた 脱皮したてなのかまだ色が白い
コヤマトンボとコオニヤンマ
 カラスアゲハ、どうしても捕まえたいという長男のために、やっと捕まえて見せてもらうことができた。

探鳥会のコースは、片道3~4キロの行程を往復する。半分以上は林道。長男にとってはそんなに短い距離ではなかったが、好奇心の方が先に立ってどんどんと元気よく歩くことができた。

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